最近は普段の生活の中でも、ボタニカルという言葉を聞くことが多くなってます。化粧品やインテリア、ファッションまで幅広く使用されている言葉ですが、実際にこの言葉の意味や特徴などを知らないという方は多いとされているので、正しい意味で適切な場面で利用する為にも、意味や特徴などをきちんと把握しておくことが大切になります。
目次
ボタニカルの意味や何から作られているか
英語を直訳すると「植物の、植物由来の」という意味を持っています。
主にシャンプーや化粧品で良く使用されている植物エキス配合や、
植物成分が何%と表記されている場合も同じ意味として利用されていると判断出来ます。
またファッションやネイル、インテリアなどで使用されているボタニカル柄も、
主に花柄や木の葉などのモチーフが使用されていることを意味します。
ボタニカルの例
(1)美容化粧品などに表記されている場合
ボタニカルという言葉は、主にスキンケア化粧品などに表示されていることが多いです。特にヘアケアに使用するボタニカルシャンプーはテレビや雑誌などでも特集されていることが増えてきています。ボタニカルシャンプーは自然由来の成分が配合された髪に優しいシャンプーであり、従来の洗浄成分が強いシャンプーに比べても、髪や頭皮への負担が少ない洗浄成分を使っているという特徴があります。
植物由来の成分で作られていることから、シャンプーやヘアオイルの香りが良いのも魅力の一つと言われています。
(2)インテリアで模様として使用される場合
自宅のインテリアにはこだわりのある家具などを置きたいを考えている方は多いですが、特に「ボタニカルインテリア」は近年人気が高まっているアイテムです。言葉の意味にあるように植物を利用したインテリアを指しており、植物を室内にふんだんに取り入れたナチュラルテイストであることが大きな特徴です。ナチュラルなアイテムだけではなく、モダンなインテリアを合わせることで洗練された室内に仕上げることが出来るモダンボタニカルも人気になっています。
(3)ファッションの柄として使用される場合
ボタニカルはファッションの世界でも馴染みのある言葉で、主に植物をモチーフにした総称をボタニカル柄として表記します。植物を指す意味を持っていますがボタニカルは、花柄とは異なり木の葉や茎、実や草花などをモチーフにした少し落ち着いた柄を示すことが多いです。
花柄の場合は全体的に可愛らしさが際立ちますが、ボタニカル柄であればナチュラルでいて大人っぽく、上品さがあるので大人の女性でも気軽にファッションに取り入れることが出来るモチーフとなります。
ボタニカルとオーガニックは違うの?
同じような意味を持っている言葉として、ボタニカルとオーガニックの違いがわからないという方は多いです。この2つの言葉のニュアンスは基本的に同じで「自然派」という意味を持っています。ボタニカルシャンプーの場合は、植物の力を取り入れている特徴を持っており、オーガニックシャンプーの場合は、化学合成農法や化学肥料は使わずに有機肥料を使用して作られた植物成分であるという特徴があります。そのためこの2つの大きな違いは、配合されている植物成分が有機栽培されたのか、されていないのかです。
ボタニカルの基準は曖昧
スキンケア化粧品などで表記されているボタニカルは植物由来という意味を持っています。ただスキンケア化粧品に使用されている言葉の定義や基準は曖昧だとされ、製品によって基準がバラバラであることを把握しておきましょう。
オーガニック食品の場合は国により明確な基準が設けられていますが、化粧品に使用される場合はオーガニック、ボタニカルどちらも明確な基準は設けられていないことから、この2つの言葉が混合されて使われている場合が多いのも理由となります。
ボタニカルのシャンプー・ヘアオイルは髪に良い?
市販されているスキンケア化粧品として、植物由来だと表記されているのがシャンプーやヘアオイルなどが挙げられます。ボタニカルシャンプーやヘアオイルは、植物由来の成分を配合している特徴を持っており、従来のシャンプーに比べてもナチュラル成分で作られているので、洗浄力がマイルドです。植物成分で香りも良く、頭皮や毛髪にも負担がかかりにくいので頭皮ケアを行いたいと思っている方にとって非常に人気が高くなっています。
美容師ワンポイントアドバイス
といったように悩みに効果的な成分がそれぞれ違いますので、その点を意識して選んでみましょう。
ボタニカルシャンプーのおすすめ5選
おすすめボタニカルシャンプー最新商品を紹介していきます!!
haru kurokami スカルプ
メーカー | nijito |
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価格/内容量 | 3,168円/400ml |
洗浄成分(界面活性剤) | アミノ酸洗浄成分 |
シリコン | ノンシリコン |
商品特徴 | 植物由来&無添加で髪のことをしっかりと考えたシャンプー |
haru kurokami スカルプは天然素材100%で作られており、頭皮への洗浄力と保湿力をグレードアップすることにより綺麗な髪を育む頭皮の環境を整えることが出来ます。配合成分であるソープナッツエキスが頭皮の古い角質を柔らかくして、丁寧に取り除くことが出来るので小さな汚れから大きな汚れまでスッキリ洗い流します。ビワ葉や大豆、ヤシや菜種といった植物由来の成分が含まれているので、毎日使用することで失われがちなアミノ酸を補給することが可能です。
またスイカズラ花エキスやグアバ果実エキスによって、頭皮と髪を紫外線から受けるダメージから保護することが出来ます。
ノンシリコンが髪に良いという意見や、実はあっても問題ないという意見もあって迷っていました。ただ、haru黒髪スカルププロを使ってみて思ったのは髪の状態がどんどん良くなってきたということ。 ずっとシリコン配合のシャンプーだったので不安もあったものの、その不安に反して使い続けていく度に髪の状態は良くなっていきました!指通りも前よりも良くなったことでノンシリコンでも全く問題なさそう。髪と地肌のために今後も続けていきたいです!
出典:シャンプー解析ラボ
このシャンプーはこんな人におすすめ
- 低刺激のシャンプーを探している方
ハーブガーデン シャンプー
メーカー | さくらの森 |
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価格・内容量 | 4,400円/各300ml |
洗浄成分(界面活性剤) | アミノ酸洗浄成分 |
シリコン | ノンシリコン |
商品特徴 | 植物の力で頭皮ケアで髪本来の美しさを取り戻す |
ハーブガーデンは国産の天然ハーブを使用したシャンプーであり、頭皮や髪の毛を美しく保つ効果が期待できます。天然由来成分を使っており、刺激の強い成分は使っていないため、優しい洗い上がりが特徴です。また、水の代わりにオーガニックハーブティーを使用していることも特徴であり、泡立ちも良いのできしみにくいと評判です。髪の毛が傷んでいる人や指通りを良くしたいという人などにおすすめです。かなり保湿力が高いため、頭皮の乾燥によって発生するフケや痒みにも効果的です。
このシャンプーはこんな人におすすめ
- 髪の傷みにお悩みの方
ベルタシャンプー
「ベルタシャンプー」は天然由来成分100%で作られている無添加アミノ酸シャンプーです。パパイン酵素が配合されており頭皮や毛穴に詰まりがちな古い角質を除去して、余分な皮脂汚れを落とすことが出来るので、黒髪をサポートしてくれます。頭皮臭やベタつきなどが気になるという場合も、植物由来成分の良い香りでリラックスしながらベタつきを優しく
洗い上げることが可能です。アミノ酸系シャンプーですが濃密な泡立ちが特徴となります。
ボタニスト ボタニカルシャンプー モイスト
ボタニストシャンプーは植物由来のトウモロコシや甘草、サトウキビ、大豆、ローズマリーなどを使用したシャンプーです。これらの成分によって頭皮と髪の毛を優しく洗い上げることができますし、フケや痒みを抑える効果も期待できます。香りが良いことも特徴であり、リラックスして洗うことができるでしょう。髪の毛が傷んでいる人などにおすすめのシャンプーであり、内側からハリのある髪の毛に導いてくれます。女性だけでなくさっぱりと洗いたい男性にも向いています。
ZACC パールリッチシャンプー
zaccパールリッチシャンプーは新成分であるブラックパールを配合したシャンプーです。髪の毛のダメージを補修し、艶のあるしっとりとした髪の毛にしてくれるのです。さまざまな天然由来成分を配合しているため、頭皮や髪の毛を健康にしてくれます。香りも良いので女性からの人気が高く、髪の毛の乾燥が気になる人や指通りを良くしたい人などにおすすめとなっています。男性でも使えるため、髪の毛を綺麗にしたい人は試してみると良いでしょう。
ボタニカルヘアオイルのおすすめ5選
つづいてヘアオイルのおすすめ最新商品をご紹介します!
エルセーヴエクストラオーディナリー オイル ボタニカルオイル
「エルセーヴエクストラオーディナリーオイルボタニカルオイル」は、フランス由来の自然素材から抽出されたエッセンシャルオイルが配合されており、ストレスや負担を受けた髪の毛に保湿成分を補ってバランス良く整えることが出来ます。保湿や保護作用の効果があるスイートオレンジピールのエッセンシャルオイルが配合されており、髪に潤いと補修、保護効果を与えてまとまりやすい髪質に仕上げることが可能です。
DHCナチュラルアロマヘアオイル
国内でもいち早く、ボディケアに天然成分を採用したのがDHCです。美容液「DHCオリーブバージンオイル」も天然成分100%ということで有名ですよね。そんなDHCの生み出したボタニカルヘアオイルは、広い世代に合うよう企画された商品です。香りは、オレンジスウィート・イランイランなどアロマ精油を生かしたもので、落ち着きをもたらす工夫がなされています。ヘアオイル効果としては、保湿効果の高いホホバ油、オリーブ油、アルガン油など多種類の植物オイルをブレンドすることで、外部からの刺激による髪のダメージを修復してくれます。
BOTANISTヘアオイルモイスト
「BOTANISTヘアオイルモイスト」は、自然志向の20種類の天然植物保湿オイルをバランス良く配合しています。髪の芯まで潤いを与えて閉じ込めることが出来るので、髪質を柔らかく潤いに満ちた状態に仕上げることが可能です。ヘアオイルですがベタつかず、サラッとした使用感が特徴となります。
ボタニカルピュアヘアオイル
「ボタニカルピュアヘアオイル」は、合成香料や合成着色料、防腐剤やシリコンなどを一切使用せずに使用されている植物由来のヘアオイルです。ベルガモット果実油を利用しており美しい髪質に整えるだけではなく、果実油の爽やかな香りでリラックスすることが出来ます。直営美容室でのお客様の声をもとに商品開発を行っており、現場の声を大事にしていること特徴です。こだわりの成分は、高い浸透力を持つ植物性スクワラン。他にもオリーブ油、マカデミアナッツ油などナッツ系オイルに含まれるビタミンのおかげで、髪のダメージ部分を補修します。
KOSEコーセーオレオドールエクストラリッチボタニカルオイル
国内の化粧品メーカーの中でもコーセーは、独自の付加価値を持たせた商品を生み出し、多種類のブランドを通して多くの人に商品を提供するという特徴を持つ企業です。オレオドールはそんなコーセーがボタニカルパワーを中心素材として生み出したブランドです。このボタニカルヘアオイルは、洗い流さないヘアトリートメントオイルという位置づけで、濡れた髪にも使うことができます。香りはベリー系を生かしたフローラルですので、30代前後の女性が好みやすいものとなっています。アルガンオイル配合で、即効性のあるキューティクルケアが期待できます。
ボタニカルの意味や特徴のまとめ
ボタニカルという言葉は「植物の、植物由来の」という意味を持っています。植物由来成分で作られているスキンケア化粧品をはじめ、花柄や木の葉などをモチーフにしたボタニカル柄を利用したファッションや、植物を取り入れたインテリアなど様々な場面で使用されているのです。ライフスタイル全般で使用されている言葉であり、植物を利用したアイテムであることがわかります。